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帝人リジェネット、 東邦ホールディングス、伊藤忠商事が「再生医療エコシステム」に関する業務提携契約を締結
帝人リジェネット株式会社は、東邦ホールディングス株式会社および伊藤忠商事株式会社と業務提携を結び、再生医療等製品の開発を支援する「再生医療エコシステム」を構築します。この提携により、バイオベンチャー企業が効率的かつ早期に製品を上市できる環境を提供します。
提携の背景と目的
- 帝人リジェネット: 再生医療等製品の開発製造受託機関(CDMO)として、柏の葉ファシリティと岩国ファクトリーを活用し、製造工程の開発から製品の製造までを担う。
- 東邦ホールディングス: 医薬品卸売事業で培った物流やサプライチェーンのノウハウを活かし、再生医療に関する業務提携や共同研究を推進。
- 伊藤忠商事: 商社のグローバルネットワークや事業開発のノウハウを活かし、資材調達や原料の供給を担当。
再生医療エコシステムの構築
- 目的: バイオベンチャー企業が製品上市までに必要なサービスをワンストップで提供し、資金や業務の負担を軽減。
- 役割分担:
- 帝人リジェネット: 細胞培養や製法開発支援、治験薬の製造、最終製品の製造。
- 東邦ホールディングス: 各段階での物流とプロジェクト評価。
- 伊藤忠商事: 資材調達と必要に応じた資材の開発。
今後の展開
- 説明会の開催: 2025年夏にバイオベンチャー企業を対象とした説明会を開催し、課題の共有とニーズの調査を行う。
- 共同利用サービスの開始: 2025年下期までに、柏の葉ファシリティを活用した開発支援サービスを開始。
この提携により、再生医療産業のエコシステム構築が進み、再生医療等製品の早期上市が期待されます。